全国古墳探訪

大阪府南河内郡太子町に、遣隋使で有名な小野妹子の陵墓と伝えられている塚があります。小野妹子は、607年に聖徳太子によって遣隋使として派遣されたことで有名です。帰国した小野妹子は隋の皇帝煬帝から預かった大事な国書を紛失してしまいます。それにもかかわらず、４階級特進の大出世！どういうこと？

長野県最大の前方後円墳である森将軍塚古墳。その墳丘からの眺めは、古墳好きならずも感嘆の声が思わず漏れてしまうほど美しい。一度は訪れてみたかった森将軍塚古墳をついに訪ねることができました。

平安京に都が移される前に、わずか10年だけ都とされた長岡京。長岡京のあった向日市を訪ねました。向日市には、長岡京跡以外にも、向日神社や元稲荷古墳、物集女車塚古墳、寺戸大塚古墳、五塚原古墳など、乙訓古墳群を形成する古墳もあります。まさに、見どころ満載、古代史好きには、大変魅力的な場所です。

富士スピードウェイハーフマラソンに参加するために、初めて静岡県を訪れました。マラソンは、思わぬアップダウンに苦しめられ、ヘロヘロでのゴールとなりました。せっかくはるばる静岡県までやってきたので、ついでに静岡県内の古墳巡りをすることにしました。

瀬戸内に面した今治市には、多くの古墳が残されています。斉明天皇ゆかりの地の朝倉地区の野々瀬古墳群や多伎宮古墳群は必見です。また、瀬戸内海に多くの島を有しており、その島々にも数か所の古墳が残されています。瀬戸内しまなみ海道をサイクリングしながら島の古墳を巡りました。

東京上野公園と言えば、西郷さんの銅像で有名だ！その上野公園に古墳があることはあまり知られていない。しかも、全長70ｍの前方後円墳なのだ。

高倉塚古墳は、多摩川沿いの府中崖線と呼ばれる斜面に点在する高倉古墳群の中心的な古墳である。直径約20mの円墳が住宅地のど真ん中にある。住宅と住宅の間に違和感なく存在している姿は実に不思議な光景だ。

東京都府中市に7世紀の中ごろに築造された武蔵府中熊野神社古墳がある。築造当時の姿に復元された古墳は、まさに要塞！近未来を思わせるその姿に迫る。

御嶽塚古墳は、JR南武線西府駅の南改札から、なんと徒歩30秒のところにある。おそらく駅に一番近い古墳だ。

紀年銘の刻まれた銅鏡は全国でも十数例しか発見されていない。そのうちの一枚は、兵庫県宝塚市の安倉高塚古墳（あくらたかつかこふん）から出土した。貴重な銅鏡が出土した古墳である。自ずと期待は高まる・・・。宝塚駅から南東へ約３ｋｍ、武庫川東岸の住宅街の路地に、珍しい形でその古墳は残っていた・・・。