サーキット場をRUNする!【FUJI MARATHON FESTA2022 in 富士スピードウェイ】

歴史探索マラニック

やってきました!富士スピードウェイハーフマラソン!

富士スピードウェイといえば、かつてはF1日本グランプリも開催された本格的サーキット場です。

いまも、世界耐久レースなど、世界クラスのモータースポーツが数多く開催されています。

技術の推移を集めたスーパーCarが走るサーキット場を自分の足で、人力で、走るんです。もうワクワクしかありません。

駐車場からの富士山を望む

サーキット場の駐車場からは、富士山が間近に見えます。素晴らしい眺めです!

ハーフマラソンのスタートは、午前10時。メインスタンド前のメインストレートからのスタートです。

まもなくスタート

ポールポジションからスタートしたかったのですが、私の実力でポールポジションに立つのは、少々申し訳ないので、集団最後尾の34番グリッドからのスタートです。

富士スピードウェイの1周は、約4.5km。初めの1周はショートカットしてメインストレートに戻り、その後、サーキットを4周する合計21.0975mを走ります。

スタートしてまず初めに驚かされたのが、第1コーナーのヘアピンカーブです。TGRコーナーと呼ばれる第1コーナーは平坦ではなく、急な下り坂を下りながら大きく右へカーブしていきます。

実際のCarレースをみていいても勾配をそれほど感じることはありませんが、実際に走ってみるとかなりの下り坂です。資料によると約10%の勾配だそうです。平坦なところまで約200mくらいありそうなので、一気に20m下ることになります。

「足が勝手に持っていかれる!!!。ここをあと4回下るのか、足にくるなあ・・・。」

第1コーナーを下ったところにある通称コカ・コーラコーナー

サーキット場を走るマラソンだから、平坦なコースだろうと勝手に思い込んでいた私は、この後、まさかの高低差に大苦戦することになります。

富士スピードウェイは、富士山のふもとに造られているために、かなりの高低差があります。

その後もアップダウンを繰り返し、コースで標高が一番低い通称ダンロップコーナーへ。ダンロップコーナーでは、富士山が正面に出迎えてくれます。

通称ダンロップコーナーの入り口

ここから最終コーナーまで、約3kmの道のりをいくつかの急カーブを曲がりながら、一気に35mの高低差を駆け上がります。標高差35mというとピンときませんが、11階建てのビルの高さに相当します。

急カーブのアウトコースを走ると坂は緩やかなんですが距離が長くなります。

「ここは最短距離を走るアウトインアウトだ!」

と、思ってインコースへ入りますが、坂がきつい!!!

1周目からかなりのスピードダウン!その横をアウトから颯爽と先頭集団が駆け抜けていきます。早くも、周回遅れにされてしまいました。

最終コーナーを曲がるとメインストレートがまっすぐ伸びています。富士スピードウェイのメインストレートは1475m!F1なら時速250km超えで突っ走ります。私も息を吹き返したようにキロ4分台で突っ走ります。

ポールポジション

しかし、快調だったのはここまで・・・。3周目には、第1コーナーを駆け下りるころには足はがくがく、最終コーナーを立ち上がるころにはもうふらふらになっていました。

標高差35m、恐るべし・・・。せめてもの救いは、ダンロップコーナーで毎回迎えてくれる富士山の雄姿です。最終コーナーまでは、富士山が正面に見え、気持ちを奮い立たせてくれます。

そんなこんなで最終周回・・・。ダンロップコーナーからの最後の上りでついに力尽き、歩いて上ることに・・・。それでも最終コーナーを上り切り、ゴールまで最後の力を振り絞ってチェッカーフラッグ!

タイムは、自己ベストより30分以上遅い、2時間28分06秒で599人中の513位・・・惨敗・・・。

体も心もへとへとになった私を癒してくれたのは、ゴール後の豚汁と富士山の絶景でした!

ちなみに、富士スピードウェイハーフマラソンは、「MCC Grand Slam Run 1000」の対象大会となっています。来年必ずリベンジします。

初静岡だったので、静岡の古墳を見て帰ることにしました。

静岡の古墳を行く!
富士スピードウェイハーフマラソンに参加するために、初めて静岡県を訪れました。マラソンは、思わぬアップダウンに苦しめられ、ヘロヘロでのゴールとなりました。せっかくはるばる静岡県までやってきたので、ついでに静岡県内の古墳巡りをすることにしました。

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